相変わらずタイトルは決まりません・・・もういっそのこと公募してしまおうか。ここまでのこのお話を読んで、思いついたタイトルを教えてください、みたいな。ホント、自分、センスないなあ。時々、ストーリーを思いついたときには一緒にタイトルまで思い浮かぶお話もあるんですけど。たとえば「未来の在り処」とか「迷宮の鍵」とか「18時間の恋人」とか。なんか、法則性があるというか、似たようなのばっかりですね。たまにはちょっと毛色の違うものを思いついてみたいものです。
そんな「次に来る季節」の続きを以下に。
以下私信。
>茅師匠!
えどわどさんの不調へのアドバイスありがとうございます! 確かめてみましたが、該当するファイルはないし、残念ながらどのファイルでも同じ現象が出るのです。というか、出たり出なかったり、そのとき次第という状況です。でもアドバイス嬉しかったです。それよりも、今もまだうちへ遊びに来てくださってることが嬉しいなぁ。お話する機会も作れなくなってしまいましたが、たまーに見に来てやってもらえると、大喜びです!
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「次に来る季節」act.9その手紙が舞い込んだのは、ぽかぽかとした陽気の気持ちの良い日のことだった。気候が良いせいか、このところエドワードの体調も上向きで、毎日のようにデンをお供に散歩に出かけている。行き先が大抵焼いてしまった生家の跡地であることに、アルフォンスもウィンリィも幾ばくかの不安を覚えているようだったが、当のエドワードは、そこへ行くのは近くて見晴らしが良いからだと言うばかりで、実際に、落ち込んだり沈んだりする様子も見せないので、誰もが気に留めつつも黙認するほかはなかった。
その日もエドワードはいつもと同じように出かけてゆき、手を入れる者もない長く伸びた草の上に腰を下ろした。ぼんやりと見るともなしに村の方に視線を向ける。この村で母と弟と3人で暮らしていた頃から、目に映る景色はまるで変わっていないように思えた。こうしてのんびりとそよ風に髪をなぶらせていると、目まぐるしかった自分の数年間が、実際にあったことなのか、長くてやけにリアルな夢だったのか、時々エドワードにはわからなくなる。とは言っても、本当は現実の出来事だったことはエドワードだってちゃんとわかっているのだ。ただ、そんな時に必ずよみがえる声と瞳の色から逃げ出したい。結果、現実のよすがとなるのは、以前、機械鎧を装着するために直接体に埋め込んでいたボルトの跡だったりする。今日も半ば無意識のうちにシャツの襟元から覗いているその不自然な傷跡をエドワードは手で何度もなぞっていた。
そんな自分に気がつくと、エドワードはかすかに自嘲の笑みを浮かべ、そうして届いたばかりの手紙をそっと取り出した。
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